海外の「Craft SAKE」をテイスティング世界各地のマイクロ・ブリュワリーを巡る旅

海外のクラフト・ブリュワリーで、さまざまな国籍の杜氏によって醸される、さまざまなタイプの「SAKE（日本酒）」をテイスティングして、コロナ禍の中、世界を巡る旅行気分を味わいましょう。一部のブリュワリーとはオンラインで現地と結んでホットなお話をうかがいます。

日本酒（SAKE）は、今はコロナ禍で足踏みを強いられていますが、トレンドとしては輸出量が右肩上がりで推移しており、海外で注目が集まっています。一方、海外でのSAKEの醸造は今から約100年前、明治時代に日本から海外へ渡った移民によって始められました。 その後、灘や伏見の大手メーカーを中心に海外進出が進み、現在でも海外で市販されているSAKEの多くは海外で造られています。近年、クラフト・リカーが世界的なトレンドになっていますが、SAKEのクラフト（マイクロ）・ブリュワリーもこの勢いに乗ってこの10年くらいで世界各地に立ち上がり、すでに40蔵に上ろうとしています。SAKEに惚れ込んだ現地の人が杜氏を務めるKURAもあれば、新天地を目指して日本から飛び出した杜氏が醸すKURAもあります。今回、さまざまな国のさまざまな人々が醸すクラフト・ブリュワリーのSAKEを楽しむ講座を企画しました。欧州、北米、オセアニアなど世界各地で、情熱を込めて醸されるSAKEを７アイテム程度テイスティングしていただく予定です。コロナ禍で自由に海外へ行けない日々が続いていますが、SAKEを味わいながら世界を巡る旅行気分を味わいましょう。