J.S.A.ソムリエ・エクセレンス、J.S.A.ワインエキスパート・エクセレンス第二日程 テイスティング理論・実践講座

会場 青山
回数 全5回
定員 14~18 名
開講日 10/19 (土) から順次開講
催行決定日 10/12 (土)
講師 大友順一
コース J.S.A.ワイン資格取得コース(エクセレンス資格)
振替カテゴリ J.S.A.エクセレンス第二日程 テイスティング理論・実践講座
備考 お申込みをキャンセルする場合は、講座日開始3日前までにご連絡ください。それ以降のご連絡は全額をお支払いいただきます。

講座概要


1、講座の目的

エクセレンスのテイスティング試験は、品種当ての「ブラインド」とは全く異なるスキルが必要です。

それは、時間内に問われたテーマ毎にテイスティングして「分析的コメント」を書き切れるかどうかという試験です。

テイスティング能力が問われるというより、ワインのタイプを瞬時に判別し、醸造上どのように造られているのかを分析し、シチュエーションや合わせるお料理、製法など、問われたテーマに沿って各問400~500字の記述が出来るかが問われます。4種のワイン+その他の酒類1種、合計約2,000字を50分の制限時間内で最後まで書き切るスキルがないと通過できない試験です。

本講座は、ここ数年間の試験内容の詳細、出題者であるソムリエ協会技術研究部の問題意識を分析し、各テーマに沿った「分析的コメント」を書き切るスキルを身につけるための講座です。

ブラインドテイスティングのスキルを付ける講座ではなく、試験に合格することに特化した講座ですので、試験対策に的を絞った内容であることをご理解の上、ご参加ください。



2、講座の内容

《各回の主なテーマ》

第1回:

・テイスティング試験の内容、過去の事例から、何が問われ、試験当日までに何を準備すべきかを詳細に解説

・「分析的コメント」とは、「フルコメント」の基本とワインのタイプ別の記載方法を中心に解説

・テイスティングは、その他の酒類で出る可能性の高い14種について解説し、テイスティング


第2回~4回は、試験で問われるテーマを中心に書くべき内容、得点のポイントを解説します。白・赤・ロゼ・泡・オレンジといったワインのタイプ別にポイントを解説します。その後に本番形式でテイスティングを実施し、制限時間後に解説します。

第2回:「合わせるお料理」

第3回:「製法」

第4回:「シチュエーション」

第5回:本番に向けた総合的な解説




お申込みの方は、出席・欠席に関わらず後日録画配信を閲覧いただけます。

※録画閲覧期限:11/5から公開~2024年11月25日(月)まで



◆動画閲覧方法

・受講生向けマイページ(https://www.adv.gr.jp/members/login/)でご確認ください。

・マイページにログイン後「動画視聴」アイコンよりご覧いただけます。

※動画閲覧期限:2024年11月5日(火)~2024年11月25日(月)まで




◆資料ダウンロード方法

マイページの「申込み済の講座【資料ダウンロードもこちら】」→申込済み講座「全て」→資料ダウンロードより、PDFデータをダウンロード

https://www.adv.gr.jp/files/informations/2021/0827/how_to_download_document.pdf

※資料ダウンロード期限:2024年11月25日(月)


◆<青山校で開催>J.S.A.ソムリエ・エクセレンス第二日程 実技/口頭試問講座はこちら

J.S.A.ソムリエ・エクセレンス第二日程 実技・口頭試問講座



◆<録画配信>J.S.A.ワインエキスパート・エクセレンス第二日程 「論述対策」はこちら

J.S.A.ワインエキスパート・エクセレンス第二日程論述試験対策講座




検索コード: エクセレンス第二日程_テイスティング_通学

プロモーション動画

カリキュラム

第1回

「分析的コメント」とは、「フルコメント」の記載方法と、その他の酒類のテイスティング

第2回

「合わせるお料理」

第3回

「製法」

第4回

「シチュエーション」

第5回

本番に向けたまとめ

講座日程

期間:全5回修了
※回によって曜日・時間が異なるクラスがあります。詳しくは各クラスをクリックしご確認ください。
募集終了

10/19 (土) 開講クラス

土曜日 11:00~13:30  講師:大友順一

  • 第1回
    2024/10/19 (土)  11:00~13:30
  • 第2回
    2024/10/26 (土)  11:00~13:30
  • 第3回
    2024/11/02 (土)  11:00~13:30
  • 第4回
    2024/11/09 (土)  11:00~13:30
  • 第5回
    2024/11/16 (土)  11:00~13:30
募集終了

10/21 (月) 開講クラス

月曜日 14:00~16:30  講師:大友順一

  • 第1回
    2024/10/21 (月)  14:00~16:30
  • 第2回
    2024/10/28 (月)  14:00~16:30
  • 第3回
    2024/11/04 (月)  14:00~16:30
  • 第4回
    2024/11/11 (月)  14:00~16:30
  • 第5回
    2024/11/18 (月)  14:00~16:30
☆こちらの講座は振替制度対象講座です。ご都合の悪い回は別の講座(クラス)に振替出席が可能です(【ライブ配信講座】【録画講座】は振替制度対象外です)。
※お申込みの方が優先のため、ご希望の振替先が初回日0時になりましたら、全ての回を振替申請していただけます。
※満席の際は、お席のご用意ができない場合がございます。お席がご用意できなかった場合でも、振替期限の延長や返金は出来兼ねます。
※振替制度について詳しくはこちら

講師紹介

大友順一

J.S.A.認定ソムリエ・エクセレンスJ.S.A.認定ワインエキスパート・エクセレンスワイン検定講師WSET® International Higher CertificateA+オーストラリアワイン・トレード・スペシャリスト南アフリカ・ワインスペシャリストC.P.A.認定チーズプロフェッショナルJ.S.A.認定SAKE DIPLOMA千曲川ワインアカデミー4期卒業■ダブルでエクセレンス資格を持つ、エクセレンス試験対策のスペシャリスト2017年ソムリエ・エクセレンス、2019年ワインエキスパート・エクセレンス取得。エクセレンス資格取得の専門講師として2019年は一人で35名のエクセレンス受験生を担当し、エクセレンス一次試験(筆記)で、合格率42.9%と高い合格率を実現しました。また、二次三次試験もワインエキスパート・エクセレンス全員合格、ソムリエ・エクセレンスも約7割と高い合格率を実現しています。高い合格率の要因は、エクセレンス試験の内容を徹底的に分析し、直近の試験を2回突破したエクセレンス試験に精通した講師と独特の対策講座の内容にあります。エクセレンス試験は、ソムリエ協会の教本の内容を中心に勉強しているだけでは合格できない水準になってきています。世界大会・日本大会のコンクール水準の世界の動きやトレンドを押さえ、出題者であるソムリエ協会技術研究部の問題意識を追い続けなければ、出題傾向がつかめない試験になっています。そのため、教本の内容をだらだらと説明するのではなく、出題傾向に沿った内容に絞り込んだ効率的で高合格率を実現する講座内容に編成しています。▶︎大友順一先生のFacebookはこちら▶︎大友順一先生のブログはこちら■プロフィール酒類卸売会社でワイン・日本酒のオリジナル商品開発責任者として、フランス・イタリア・チリ・スペインのワイン、北海道・長野ワイン、新潟での日本酒などの開発に従事。「ワインのある暮らし」の普及のためワインの知識向上の必要性を感じ、2012年からアカデミー・デュ・ヴァンに通い始め、ワインにのめり込む。新設ワイナリーの支援をはじめ、長野県東御市の千曲川ワインアカデミーでブドウ栽培・ワイン醸造を学んだ経験を活かし、現在オリジナル日本ワインの開発に携わる。2014年から首都圏各地でワインカルチャーの講師として、講師育成とコンテンツ作りを行う。■ワインに詰まっている「生産者の想い」を感じて欲しい。ワインの生産者の方にとって、ワインは「自分の子どものように育てて造ったもの」です。ブドウの栽培から始まり、醸造でも色々な工夫をし、ワインを造る。まさにワインを「育てている」のです。皆さんにはワインを通して、それを感じて欲しいと思います。
私のクラスでは、「ワインのブドウはどこで栽培されていて、栽培にはどんな工夫されているか」や、「ワインの生産者は、どのように苦労し造っているか」等、ワインを飲んだ時に、まるで情景が浮かぶように授業でお伝えしていきます。これらを学ぶことで、「このワインの味わいや香りは、こういった理由で生まれたんだ」ということまで五感で感じられるようになります。単に「このワインは渋みが強いよね」といった表面的な部分だけではなく、「なぜそう感じたか」を、ブドウの産地の情景や、生産者の方を思い浮かべることで想像することができるのです。例えば、ワインを飲んだ時に、このワインは「寒い所でできたワインなのか?」、それとも「お日様サンサンの暖かい所でできたワインなのか?」と、世界地図を頭に思い浮かべながら考えます。そして、「酸が強いから少し寒い所かな」でも、「果実味が豊かだから、お日様サンサンで寒い所といったら山の上の方かな」と、想像しながら飲んでいきます。そうして飲んでいった中で、最後にこのワインは「こんな産地で、こんな人が、こんな造り方で造っている」とわかっていきます。このように、ワインの生産者や産地を「物語」として知っていくことで、ワインを立体的に理解し、かつワインの本質に触れられるようになります。表面的なものからもっと深い、本当のワインを知っていけるのです。授業では、テキストの内容以外にも決してきれいなことだけではない、「ブドウ造りのリアルな現場」をお伝えできればと思います。仕事柄、ワイナリーの現場には頻繁に足を運んでいますので、臨場感のある動画や写真などをお見せしながら、お伝えします。例えば非常に大変なブドウ収穫の作業や、ブドウを収穫した後に工程の途中でブドウを三割ぐらい捨ててしまうことなど…。また、チリ、フランス、イタリア、スペインでオリジナルワイン造りをしていたので、世界のワイン産地やワイン造りの現場について、現地の情景とともに詳しくご紹介します。国内でもブドウ栽培と醸造のお手伝いしており、日本のブドウ栽培や醸造についても深くお話しできるかと思います。■お手本どおりではなく、自分の言葉でワインについて感じたこと表現し、伝えられるように。ワインのテイスティングを教える際に大事にしていることは、「自分の感じたことを言葉にする」ことです。よくありがちなのは、テイスティングのコメントに正解を求めようと、教科書に載っている機械的な単語のコメント(例:控えめ、力強い)のみで、ワインを表現してしまうこと。そんな時一度立ち止まって考えていただきたいのですが、「あなたは選んだ単語のように、本当に感じましたか」と。もし、レストランでソムリエが教科書どおりの専門用語でワインを勧めてきても、おそらく美味しそうとは感じないですよね。人によってワインの表現の仕方や、感じ方は違います。だからこそ、僕は「あなたの感じたことを、大事にしよう」と言っていきたいです。授業のテイスティングでは、外観・香り・味わいとワインを見ていきますが、香りをとった時には自分の好きな香りがあれば、それはどんな香りなのか既成概念なしで、ワインと向き合って想像していく。そうして、どんな所でできて、どんなふうに造られてと見ていきます。最初は「温暖」なのか「冷涼」なのか見ていき、回を重ねるごとに「こんな理由で、こんな味わいになった」と、自分自身で感じられるようになっていきます。そして、テイスティングをした後には、隣席同士で、そのワインについて感じたことを伝え合います。他の人のコメントは参考になるので、良いと思った表現方法はどんどん取り込んでいってほしいですね。その方が、ずっと豊かに人に伝えることができます。「自分自身のものとしてワインを取り込んで、自分らしくワインを語れる」ようになっていきましょう。■ここでの出会いは生涯のワイン仲間に。ワインを通して人生が豊かになります。そしてスクールの仲間とワインを学ぶことによって、生涯の仲間ができます。ワインを少しでも知ることで、レストランに行くのが楽しくなります。友達や彼・彼女、パートナーとの会話の幅が広がります。さらに、私のクラスでは、授業中のコミュニケーションを大事にし、授業後に希望に応じてクラス会なども開催します。また、シニアソムリエとしての知識やワインバー勤務の経験があるので、こうした経験をソムリエ資格取得を目指している方にもお伝えできると思います。皆さんは、これからの人生でワインを一緒に楽しめる仲間が、たくさん見つかると思います。そして、ワインの向こう側にある産地や生産者の物語を知ることで、表面的ではないワイントークができるようになりますよ。「ワインは楽しく飲むもの」、ワインの物語とともに、よりワインを深く味わっていきましょう。


費用

受講料
52,250円 (税込)
1回あたり10,450円(税込)×5回
お支払い クレジットカード
  ※ はじめてお申し込みの場合は、登録料として5,500円(税込)を申し受けます。翌年以降は、年間更新料:2,200円(税込)となります。申込講座の終了日までに登録期限が切れる場合は、更新料が発生します。

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