心に響く一杯を見つけよう！飲み比べで楽しむワインの世界

ピノ・ノワール

フルーティーでチャーミング。
世界中で人気を博す品種

ブルゴーニュを筆頭に世界中で人気を博すピノ・ノワール。かのロマネ・コンティもこのピノ・ノワールから造られます。
外観は美しい透明感のあるルビー色が多く、赤い色合いが特徴。香りは、ラズベリーやストロベリー、クランベリーやチェリーなど赤い果実を思わせるフルーティでチャーミングな印象です。

カベルネ・
ソーヴィニヨン

しっかりとした味わいの高貴な品種

シャトー・マルゴー等のメイン品種として使われるカベルネ・ソーヴィニヨン。外観は光を通さない濃密な色調のものが多く、黒に近い色合いが特徴となります。
香りは、ブラックベリーやカシスなどの黒系の果実を思わせる濃厚な果実味と、ハーブや杉を思わせるグリーンノートがアクセントを与えます。

クラシックとニューワールドの顔をあわせ持つピノ・ノワール。柔らかくもしっかりとした酸がお食事との相性を高めます。

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樹齢の若い樹のブドウから造られ、若いうちから楽しめる親しみやすいワイン。黒果実の豊かなアロマと、柔らかなバニラとスパイス。

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シャンパーニュ地方

シャンパーニュ

ブドウ栽培の北限に近い
冷涼な気候が生み出す気品ある酸

シャンパーニュ地方は北緯49度に位置し、温暖化以前はブドウ栽培の北限の産地と言われた地域。
この冷涼な気候が生み出す繊細な果実の香りと、アフターに長く続く酸がシャンパーニュの特徴となります。

ロンバルディア州

フランチャコルタ

アルプスと湖が造る独自の気候が
生み出すスパークリング

ミラノのあるイタリア・ロンバルディア州の中央付近に位置するフランチャコルタ。北側にイゼオ湖が他の地域よりも温暖な気候をもたらし、さらにその北にあるアルプスからの風が夜間の温度を下げ、一定の酸を保ちます。
フランチャコルタはこの穏やかな気候から生まれるふくよかな果実味と、シャンパーニュと比べると少なめの酸が特徴となります。

ブラン・ド・ブランらしい繊細でピュアな果実味と酸を持つシャンパーニュ。フワッとムースのように立ち昇る泡はエレガントそのものです。

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フランチャコルタらしいよく熟した果実感と、長い熟成年数からくる酵母のニュアンスが融合。酸がやや少なめで、よりボリューム感が強調された味わいです。

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石灰岩土壌

絶大なエネルギーを内に秘める
クールでスタイリッシュな力強さ

石灰岩は、海の底にたまった牡蠣などの死骸が堆積し、それが地殻変動によって地上に持ち上げられた土壌。もともとは静かな海の底にあった土壌で、そこからできるワインは上品で気品のある味わいながら、その内側に秘めたしっかりとしたエネルギー感が特徴。
口の中でもそのスタイルは崩さず、こちらから感じ取ろうとすることで、そのワインの凄さが感じ取れるといったちょっとした気難しさがあります。

花崗岩土壌

膨大なエネルギーを惜しむことなく
発散する外交的な力強さ

花崗岩はマグマがゆっくりと冷え固まることで出来る深成岩の一種。マグマから生まれる岩ということで、そこから生まれるワインは外向きのエネルギーに溢れ、非常にわかりやすく香りや味わいを主張するタイプが多くなります。
こちらから感じ取ろうとしなくても、向こうから積極的に主張してくれる。そんなワインが生まれやすい土壌です。