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ジャン・クロード・ラモネ

ジャン・クロード・ラモネ ジャン・クロード・ラモネ


偉大なテロワールとワイン造りの哲学を相伝、ブルゴーニュに輝き続ける伝説ラモネ家。村名格はおおかたのシャサーニュ一級を圧倒すると評価の高いシャサーニュの名手。白ワインはもちろんのこと赤のクオリティも素晴らしい、卓越した生産者です。

左:ジャン・クロード・ラモネ 右:ノエル・ラモネ


伝説の人物、初代ピエール氏のフィロソフィーを受け継ぎ、世界でも指折りの白ワインを生み出すラモネ兄弟

《歴史》

初代当主ピエール・ラモネ氏が最初に購入したのは1.5haのシャサーニュ・モンラッシェのプルミエ・クリュ・レ・ルショット。その後少しずつ時間をかけて畑の購入を続けると同時に、そのクオリティの高さが世界的に認められるところとなり、シャサーニュ・モンラッシェを代表する生産者にまで上り詰めたとされます。


当時としては珍しく設立当時の1920年代からドメーヌ元詰めを開始、またブルゴーニュのドメーヌで度々問題となる「お家騒動」による畑の細分化を防ぐために、いち早く親族で会社組織を設立したドメーヌでもあるのです。


初代ピエール・ラモネ氏は1994年に他界するまでカーヴに立ち続けた伝説の人物。そのワイン造りの精神は、息子である2代目当主アンドレ氏にも引き継がれ、アンドレ氏の亡き後、3代目として彼の息子であるノエル氏とジャン・クロード氏の兄弟に引き継がれました。兄のノエル氏はブドウ栽培を担当し、弟のジャン・クロード氏が醸造とマーケティングを担当。現在はノエル氏の息子とジャン・クロード氏の娘アンヌ氏も加わり、ジャン・クロード氏の名前を冠したワイン造りを行っています。



テロワールの個性を理解するだけではなく、造り手の「人の力」「哲学」「美学」に注目し、真に優れた、本物のブルゴーニュワインを伝えるワイン造り。

《所有畑》

モンラッシェを筆頭にバタール・モンラッシェ、ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ、シュヴァリエ・モンラッシェと4つのグランクリュを所有。さらに所有する約16haの畑の大半はグランクリュとプルミエクリュで占めています。この偉大な畑の所有数をみても伝統ある名家であることが容易に理解できるでしょう。

ジャン・クロード氏となってからは1erCruのクロ・デュ・カイユレ、ペルナン・ヴェルジュレス レ・ベル・フィーユ、サン・トーバン1erCruミュルジェ・デ・ダン・ド・シアンなど新たに3つのキュヴェを追加。伝統を守りつつも、新たな挑戦を始めています。


《ワイン造り》

シャサーニュ・モンラッシェの中でも突出して優れた生産者と名高いドメーヌ・ラモネですが、そのワイン造りはいたってシンプル。何よりも質の高いブドウ造りに注力し、細やかで妥協を許さないその畑仕事はドメーヌの哲学そのものと言えます。

生態系のバランスを崩し、ブドウ樹の寿命を早めるとして夏の摘房を避け、春先に5~8芽だけ残す厳しい摘芽、摘穂を実施。雹や霜などの被害にあい収穫量が激減しても、品質を最優先し生産量を制限してリリースするなど、その徹底したワイン造りの美学が優れたブルゴーニュを生み出しています。


真に優れた本物のブルゴーニュとは、各畑のテロワールの秀逸性と農業に注力した細やかな畑仕事に造り手の美学が伴ってこそ生まれる。

正にドメーヌ・ラモネのワインは真に優れた本物のブルゴーニュと言えるでしょう。