64~82年。垂直試飲で知る熟成ワインの魔性。 バローロ68年~82年、トスカーナ71年~64年
会場 | 大阪 |
---|---|
回数 | 全4回 |
定員 | 12 名 |
開講日 | 11/19 (金) |
催行決定日 | 11/12 (金) |
講師 | 寺下光彦 |
コース | 研究科コース |
振替カテゴリ | カテゴリーB |
講座概要
”偉大な年”は、40年後も偉大な年であり続けるか? それは全てのワイン・ラヴァーにとっての永遠の課題であり、解明すべき巨大な謎です。
あのアンジェロ・ガヤは「メディアでグレートヴィンテージとされる年はワインの味がフラットになる」と語っています。
前回、大好評をいただいた「偉大な年の40年後・検証」シリーズ第二弾。今回は同一生産者、同一ワインの垂直試飲で、さらにこのテーマを掘り下げます。
前回同様、リリース時が地味な評価だったのに、熟成後にとんでもなく大化けしているヴィンテージの発見にも、つながるかと思います。
今回は全4回で、
●キアンティ・ルフィナ・リゼルヴァ(スパレッティ)、71、70(2本)、69、68、67、65、64。
(トップ生産者のキアンティの驚異的熟成力は、前回、前々回の熟成ワイン講座で皆様ご存じかと思います)
●バローロ(マルケージ・ディ・バローロ)、82,81,78,76,73,71,70,68。
および各地方で話題の生産者の近年作、2本で毎回計6本を抜栓します。
今回のご経験によって、皆様の今後の”ヴィンテージ観”、およびワイン選びに新たな視点が加わり、より精緻でより真に迫るビンテージ判断を培うきっかけになれればと考えています。
ワインはすべて講師がイタリア取材時に現地のワインショップの地下セラーで一本一本入念に色調と状態を吟味して購入した秘蔵のワインです。日本のネット・オークションや、不備なワイン会などで出会う、熱劣化して紹興酒状態になった古酒は一切無縁。すべて甘く華やかで官能的な、素晴らしいアロマある熟成ワインですので、どうぞご心配なく。
もちろん熟成イタリアワインの素晴らしさはビギナーにも瞬時にご理解、ご感動いただけます。”単純に、きれいに熟成したオールド・ヴィンテージワインを飲んでみたい”という方々のご参加も大歓迎です。
カリキュラム
第1回
キアンティ・ルフィナ・リゼルヴァ・ポッジオ・レアーレ(スパレッティ)1971年、1970年(2本)、1969年を比較検証
第2回
キアンティ・ルフィナ・リゼルヴァ・ポッジオ・レアーレ(スパレッティ)1968年、1967年、1965年、1964年を比較検証
第3回
バローロ(マルケージ・ディ・バローロ)、1982年、1981年、1978年、1976年を比較検証。
第4回
バローロ(マルケージ・ディ・バローロ)、1973年、1971年、1970年、1968年を比較検証。
講座日程
11/19 (金) 開講クラス
金曜日 19:00~21:00 講師:寺下光彦
-
第1回2021/11/19 (金) 19:00~21:00
-
第2回2021/12/03 (金) 19:00~21:00
-
第3回2022/01/14 (金) 19:00~21:00
-
第4回2022/02/25 (金) 19:00~21:00
※振替制度について詳しくはこちら
講師紹介
費用
受講料 |
74,800円 (税込)
1回あたり18,700円(税込)×4回 |
---|---|
お支払い | クレジットカード |
※ はじめてお申し込みの場合は、登録料として5,500円(税込)を申し受けます。翌年以降は、年間更新料:2,200円(税込)となります。申込講座の終了日までに登録期限が切れる場合は、更新料が発生します。 |
ワイン専門誌『ヴィノテーク』記者として、15年以上、世界各地のヴァン・ナチュール生産者を無数に訪問。その膨大な経験と、30年に渡って大量に1級シャトーやブル・グラン・クリュを飲み続けた経験を土台に、有名高級ワインに勝るとも劣らない、ヴァン・ナチュールを厳選します。