《インポーター協賛特別講座》「ブルゴーニュ」×「バローロ」テロワール理解の法則と希少ワイン比較試飲 ルソー、アルロー、フィッシェ等の希少ブルゴーニュ、スカヴィーノ、クルト、グリマルディ等の「テロワール・バローロ」の旗手による希少なクリュ物やリゼルヴァ等を含む計15種試飲(定価合計約82万円分)
会場 | 青山 |
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回数 | 全1回 |
定員 | 43 名 |
開講日 | 12/18 (水) |
催行決定日 | 12/11 (水) |
講師 | 川上大介 |
コース | 特別セミナー |
備考 | お申込みをキャンセルする場合は、講座日1週間前までにご連絡ください。それ以降のご連絡は全額をお支払いいただきます。 |
講座概要
世界一難解とされるブルゴーニュの村々と畑ごとのテロワールの個性を理解する法則を解説し、希少ワインの試飲で体感頂きます。
同様に、非常に難解とされるバローロの村別/畑別のテロワールの個性についても、「プロ以外では初公開」にて理解法則を解説し、同じく希少な試飲を体験頂きます。
味覚的な秀逸性のみならず、芸術的な感動さえ飲み手に与えるワイン産地はブルゴーニュやボルドーをはじめ世界中でも一部しか存在せず、その大多数は近年「超・高騰」となっていますが、"発見の芸術的ワイン"を見抜く知見を得る参考となる講座を目指した《インポーター協賛講座》です。
<第一部>ブルゴーニュ 「テロワールの法則」の解説と、希少ワインの試飲7種
コートドールは約20の村があり、その各村には数十~百以上の畑が存在し、そしてそれぞれの畑のテロワールの個性は異なります。「小道を1本隔てると味わいが変わる」、まさに「世界一難解なワイン産地」がブルゴーニュです。
そんな難解なブルゴーニュをきわめて簡単に理解できる法則をご紹介し、実際に7種のワインの試飲を通して、村ごと畑ごとの味わいの違いを理解頂きます。
試飲ではインポーター協賛にて、アルロー、フィシェ等、マーケットで割当制となっている希少な銘ワインが供出されます。
<第二部>「バローロのテロワール理解の法則」の解説と、希少なトップバローロ7種&比較用アルマン・ルソー1種の試飲
芸術作品のごときブルゴーニュが「超」高騰化する中、飲み手に味覚的な秀逸性のみならず芸術的な感動をも与える、世界でも滅多にない銘ワイン産地として、トッププロや愛好家が再注目する産地がイタリア赤ワインの宝石である「バローロ」です。
特に近年のバローロの主流となりつつある「テロワール派」と呼ばれる生産者たちは、ブルゴーニュのトップドメーヌのように、村ごと畑ごとの土地の個性を表現する「テロワール・バローロ」を産み出し、世界的な評価を受けています。
バローロは、フランスとイタリアにまたがるサヴォイア王国の国王(のちの統一イタリア初代国王)の命によって誕生し、宮廷料理と共にあるアート的ワインとして欧州最高の地位を占めていました。
しかし二度の世界大戦を経て、大手ネゴシアンによる大量生産ワイン、あるいは大樽で超長期熟成を行う酸化型ワインとして玉石混交的ワインとなっていました。後に80年後半、""パーカリゼーション""と呼ばれる流れの中、バローロでも超近代的醸造を行うものが出現し、果実味もアルコールも高く新樽の風味が強くついた""ビッグワイン""が注目を浴びるようになり、バローロの評価は本来の特別な優れたテロワールの個性を離れ、醸造法が""モダン派""なのか""クラシック派""なのかというテクニックで語られてしまう時代となってしまいました。
近年のバローロの造り手たちは、正に90年後半のブルゴーニュの造り手たちと同じく、「この地にしかない個性=テロワールの個性」を表現すべく、正に故のサヴォイア家の原点に回帰しており、ブルゴーニュのトップドメーヌに劣らぬ芸術的美を備えた、優れた「テロワール・バローロ」を産み出しつつあります。
バローロは広いエリアに小さな丘が多数存在し、認定11村に180もの小区画をもつため、非常に難解とされますが「ブルゴーニュのテロワール理解法則」を応用すれば、比較的容易に理解が可能です。
パート1では、「バローロ法則」を解説し、主要5村の個性を試飲を通じて理解頂きます。
パート2では、ブルゴーニュの1級畑や特級畑のような別格の小区画バローロを試飲し、その味覚を超えた先にある芸術性を確かめるべく、アルマン•ルソーとの比較試飲を行います。
講師は 「コシュ・デュリ」、「アルマン・ルソー」、「エティエンヌ・ソゼ」などを扱う高級ワインのクルティエ(バイヤー)にして、現在ヴァンパッシオン社、ヴィーノフェリーチェ社の代表を務める川上大介氏。当校のブルゴーニュやシャンパーニュ講座で予約が取れない人気講師として有名です。
■供出予定ワイン一覧(一部変更となる可能性がございます。ご了承くださいませ。)
◇ブルゴーニュ 全8種
・Armand Rousseau Gevrey Chambertin ・・・¥45,000<WS平均価格¥90,000>
・Domaine Arlaud Gevrey Chambertin ・・・¥17,000
・Domaine Arlaud Chambolle-Musigny ・・・¥22,000
・Domaine Arlaud Morey-Saint-Denis ・・・¥18,000
・Domaine Arlaud Morey-Saint-Denis 1er Cru Aux Cheseaux ・・・¥30,000
・Domaine Arlaud Morey-Saint-Denis 1er Cru Les Ruchots ・・・¥45,000
・Domaine Jean-Philippe Fichet Bourgogne Blanc ・・・¥9,000
・Domaine Jean-Philippe Fichet Meursault Le Tesson ・・・¥34,000 等
◇バローロ 全7種
・Nadia Curto Barolo “Arborina” ・・・¥16,000
・Nadia Curto Barolo “La Foia” Riserva ・・・¥22,000
・Paolo Scavino Barolo "Bric del Fiasc" ・・・¥25,000
・Bussia Soprana Barolo ・・・¥13,000
・Bussia Soprana Barolo "Colonnello" ・・・¥28,000
・Bruna Grimaldi Barolo "Badarina" ・・・¥16,000
・Bruna Grimaldi Barolo "Regnola" Riserva ・・・¥25,000 等
※希少なワイン群の為、代替品はご用意できかねます。ブショネの場合はご容赦くださいませ。(ブショネが出た場合を見込んだ格安プライスとなっております。)
※御一人様1アイテム25mlでの供出とさせて頂きます。
講座日程
12/18 (水) 開講クラス
水曜日 19:00~21:00 講師:川上大介
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第1回2024/12/18 (水) 19:00~21:00
講師紹介
費用
受講料 |
22,000円 (税込)
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お支払い | クレジットカード、銀行振込 |
※ はじめてお申し込みの場合は、登録料として5,500円(税込)を申し受けます。翌年以降は、年間更新料:2,200円(税込)となります。申込講座の終了日までに登録期限が切れる場合は、更新料が発生します。 |
ブルゴーニュ、シャンパーニュを中心としたインポーター、株式会社ヴァンパッシオンの代表取締役、創業者。 1993年、早稲田大学商学部を卒業、学生時代は体育会ラグビー部員としてワインとは一切無縁の生活を送る。 1993年の大手商社入社以来、ファインワインの世界一筋に25年を過ごし、現地バイイング、ブランディング&マーケティング、営業、財務経理等管理全般、そして経営と、インポート業務における全ての実務経験を有する。 2000年からフランス・パリに居住し、大手ブランドワインが主流であった70年代の日本に初めてブルゴーニュやシャンパーニュの小規模生産者(ドメーヌ、RM)を紹介した「伝説のクルティエ」にして元生物科学者、パリの老舗ワイン商NICOLASの創業者の直系曾孫であるPatrick Saulnier Blache氏に師事する。 同氏に従事した3年間、ワイン造りの技術的な側面のみならず、その背景となる哲学を学び、また、Coche-Dury, Ramonet, Rousseau, de Vogue, Sauzet, Jacquesson, Egly-Ourietといった数々の世界的生産者や、元マスターオブワイン会長のAnthony Hanson氏といった世界的ワインオーソリティーとの親密な交流を通じ、ファインワインの世界の知識や見識を深める。 2004年、ファインワインに特化したインポーター、㈱ヴァンパッシオンを設立し、代表取締役に就任、現在、パリ、東京、大阪、福岡に拠点を構える他、インポーター計4社の代表取締役を務め、「芸術的価値のあるワイン」によって、日本のファインワインシーンをより豊かにすべく尽力しており、ソムリエや料理人等プロフェッショナルに対するワインセミナーの受講者は述べ1万人を超える。 2014年よりファイン和酒(日本ワイン、日本酒、本格焼酎他)の輸出業務をスタートし、海外のプロに対するセミナーなどの啓蒙活動を通じて、国際文化交流や日本の農業付加価値品の地位向上の実現に向けて活動している。 JSA認定ワインアドバイザー、シャンパーニュ騎士団シュヴァリエ、他。