レビュー 29件
センパー・フィデリス XVI
センパー・フィデリス XVI
アプリコット、焼きリンゴ、洋ナシ、白桃、酵母、適度な酸化熟成、ブリオッシュ、スパイス、バニラなど複雑な香りを持ち、はっきりと感じられる肉付きの良さが飲んでいて心躍るシャンパーニュ。ムニエ100のシャンパーニュの中でも経験上トップランクの魅力ある1本です。
フェルミエ エルマール アルバリーニョ
フェルミエ エルマール アルバリーニョ
新潟の海に近い砂質土壌で造られ、海のニュアンスがしっかりと表現されたアルバリーニョ。この品種らしい華やかでアロマティックな香りがしっかりと楽しめ、中盤にはワインにしっかりと溶け込んだエキス分が隅々までしっかりといきわたっているのが感じられます。そしてアフターには塩味やマグネシウムを感じさせるようなミネラル感が舌に残り、海ワインの素晴らしさを教えてくれます。日本を代表する1本です。
アダム・イエーガー ブリュット・キュヴェ・ブラン・ド・ブラン・ミレジム
アダム・イエーガー ブリュット・キュヴェ・ブラン・ド・ブラン・ミレジム
瓶内熟成を大事にする生産者でNVのブラン・ド・ブランの4年でも驚きましたが、2013年ヴィンテージのブラン・ド・ブランはなんと10年物瓶内熟成。もはやプレステージシャンパーニュを超える熟成期間となっています。ベル村の繊細で気品のあるシャルドネから造られるシャンパーニュはまさにエレガント。ただそれだけではとどまらず、中盤から熟成由来の旨味が波のように押し寄せ、複雑でコクがあり、延々と続く長い余韻を形成します。繊細さと複雑さのハーモニーが見事。そして10年もの熟成を経たシャンパーニュが15000円以内で入手できるこの価格も非常に嬉しいところ!
テッセラールスダル シャルドネ
テッセラールスダル シャルドネ
南アにはハミルトンラッセル、クリスタルム、ストームなど、、素晴らしい生産者はたくさんいますが、久しぶりにこれはおいしい!!!という生産者を見つけました。
豊かな果実味とともに、ビシッとした酸とミネラル感がバランスよくとってもきれいで透明感のある素晴らしいワインにしあがっています。
世界のシャルドネのみ比べの講座で南アのシャルドネ代表としてセレクトさせていただきましたが、後日講師から生徒さんから一番人気をいただけたワインだったと報告されました!2015年初リリースとまだまだ新しい生産者ですが今後買えなくなるかも。。。?いま買えるうちに飲むべきワインです!!!!
クレマン・ド・リムー
クレマン・ド・リムー
生産者名の「La Fête / ラ・フェット」はお祝いの意味(^^♪
何ともご利益がありそうです!
香りはフレッシュ、酸もイキイキ、味わいもさわやかでアフタヌーンティーにもよさそう☆
サンドイッチやジェノベーゼのパスタと合わせたいです!
クレマン・ド・リムー
クレマン・ド・リムー
泡立ちがとてもきめ細やかななので、口あたりが柔らかに感じますが、飲みすすめると、このワインの魅力のひとつでもあるしっかりとした酸が現れてきて、アフターはカチッとした硬質な印象。レモネードみたいな清涼感が心地よいスパークリングです。
クレマン・ド・リムー
クレマン・ド・リムー
ピレネー山脈から連なる高地の冷涼感が感じられる、ドライな味わい。シンプルな味付けのお料理と一緒に飲みたい。
ペスキエラ・ディ・パチーノ・ビアンコ(オレンジワイン)
ペスキエラ・ディ・パチーノ・ビアンコ(オレンジワイン)
もう一つ上のレンジのオレンジワインも驚くほどに秀逸でずっとおススメしていますが、こちらのカジュアルラインのオレンジも負けないくらいに秀逸。白ブドウの旨味だけを抽出し、変なクセや、無駄な渋みは残さない。このライナという生産者の醸造の感覚、センスが見事に発揮されたワインです!
エミリアーナ・ヴィンヤーズ・サルヴァヘ・シラー・ルーサンヌ・カサブランカ・ヴァレー
エミリアーナ・ヴィンヤーズ・サルヴァヘ・シラー・ルーサンヌ・カサブランカ・ヴァレー
比較的冷涼なカサブランカ・ヴァレーで造られるシラー主体のワイン。何も言われずに飲むとローヌのシラーをまず思い浮かべるようなエレガントさがあり、冷涼地域のシラーにあるスパイス感がちゃんと出ている。ブラックベリーや干し肉、黒コショウ、ミントなどの香りが感じられ、口に含むと丸みのある熟した質感を持ちながらも、どこか軽やかさも感じることができるのは、白ブドウのブレンドが良い風に出ているのではないかと思います。この価格で、これだけの上品なシラーを味わえるのは非常に嬉しい限り!
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