メトッド・ファブリス・プイヨンとは

M.F.P.(メトッド・ファブリス・プイヨンの略）はロジェ・プイヨン独自の醸造法の意味。彼らはブドウの自然な糖分のみを使用した、独自の炭酸化プロセスを得ることに2006年に成功。蔗糖ではなく活性酵母を使った天然ブドウ果汁で瓶内二次熟成を行っています。このプロセスは、長年の研究の末に得られたロジェ・プイヨンの功績です。2023年以降メゾンのすべてのワインに「M.F.P」のイニシャルがのラベルが貼られ、この特別な手法を行っている証となっています。

ワイナリー情報

自然と人の調和から生まれる芸術作品

R. Pouillon & Filsは、シャンパーニュ地方のマルヌ渓谷とモンターニュ・ド・ランスで、持続可能なワイン造りを行っています。石灰質の土壌は水はけが良く、ブドウの根を深く成長させ、冷涼な気候は酸味を保持しながらゆっくり成熟させます。またオーガニック農法を徹底し、化学肥料や農薬を使用せず、草生栽培で土壌の健康を保ち、天然酵母で発酵させ、テロワールの特徴を活かしています。全ての収穫は手作業で行われ、ワインの品質管理に厳しく取り組んでいます。

各ヴィンテージの特性を最大限に引き出す試み

卓越した技術と経験に基づく精緻なプロセスでワインは造られます。発酵には、天然酵母を使用し、フレンチオーク樽とステンレスタンクを使い分けることで、ワインのテクスチャーと風味を繊細にコントロールします。発酵後の熟成には、澱と共に一定期間寝かせる「シュール・リー」製法を採用し、ワインに深みと複雑さを加えます。必要に応じてバトナージュを行い、澱を撹拌して風味をさらに豊かにし、各ヴィンテージの特性を最大限に引き出します。

テロワールの特徴を鮮明に表現するよう設計

ワインの熟成中には、酸素との微妙なバランスを保つため、瓶内での酸化還元状態を細心の注意を払って管理します。ドサージュは必要最小限に抑え、ピュアなフレーバーを追求し、テロワールの特徴を鮮明に表現するよう設計されています。この全てのプロセスが、R. Pouillon & Filsのシャンパーニュに唯一無二の風味と洗練をもたらし、深い余韻を残すワインを完成させます。

テイスティング

外観

明るいゴールドに輝く透明感のある色調。

香り

レモンなどの柑橘系の果実と澱のニュアンス、柑橘類の皮を思わせる爽やかさに焼き立てのパンのような香りも。

味わい

クリスプでピュアな果実味が口に広がり、豊かなミネラル感が余韻を引き締めます。適度な酸味と塩味が長く続く印象。シャルドネの純粋な表現を味わう特別で豊かなワインです。

ハーモニー料理



ハマグリのシャンパン蒸し

シャンパーニュのフレッシュな酸味は、ハマグリの持つわずかな塩味とバランスが取れており、料理全体の味わいが引き締まります。これにより、全体として軽やかでエレガントなペアリングが生まれます。

ポーク・フィレ・ミニョンのクリームソース添え

シャンパーニュ地方では、クリーミーなソースを使った料理が多く、この料理はその代表格です。ポークフィレのまろやかな味わいとクリーミーなソースは、シャンパーニュの酸味と泡が口の中をリフレッシュし、バランスが絶妙です。

コンテチーズやブリー・ド・モー

シャンパーニュ地方のフランスチーズは、シャンパーニュワインと素晴らしいペアリングを作ります。特に、コンテチーズやクリーミーなブリーチーズは、シャンパーニュの酸味とミネラル感でそのコクを引き立てます。

注意事項

※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。

またヴィンテージは、商品名や説明に記載がない場合、商品の画像と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。