トリュフや熟成した果実、控えめなオーク、スパイスのニュアンスが調和した複雑で魅力的な香り。エレガントでバランスが取れており、メルロー主体の柔らかさとカベルネ・フランの芳香が特徴的。味わいは滑らかなタンニンと新鮮な酸味が感じられ、熟成による丸みと深みが広がり長い余韻が楽しめます。18年の瓶熟により更なる上品で洗練された味わいになっております。
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2006年サン・テミリオン格付け「グラン・クリュ・クラッセ」に昇格
シャトー・グラン・コルバンは、フランスのボルドー地方サン・テミリオン地区で生産される高品質ワインの名門シャトーです。その歴史は18世紀後半に遡り、メルローやカベルネ・フランの栽培に理想的な粘土質土壌を持つブドウ畑で知られています。特に、青粘土を基盤とするシリカ質土壌は、ワインに特有の力強い構造と熟成ポテンシャルをもたらします。シャトーは2006年のサン・テミリオン格付けで「グラン・クリュ・クラッセ」に昇格し、その高い品質と長期熟成可能な味わいで世界中のワイン愛好家から称賛されています。
メルロー80%、カベルネ・フラン16%、カベルネ・ソーヴィニヨン4%のブレンド
シャトー・グラン・コルバンは、粘土質の深い層に砂が覆う独特のテロワールにより、メルロー80%、カベルネ・フラン16%、カベルネ・ソーヴィニヨン4%というブレンドが生み出されています。このブレンドにより、絹のように滑らかなタンニン、トリュフや控えめなオーク、そしてモカの香りが特徴のワインが完成します。また、フレッシュさ、エレガンス、純粋さを兼ね備えた味わいがあり、上品で長い余韻を楽しめます。青粘土の存在がワインに密度と構造を与え、熟成によるさらなる味わいの進化を約束します。
2012年に隣接するシャトーから畑を購入して、総面積が37ヘクタールに拡大
近年、シャトー・グラン・コルバンはテクニカル施設や19世紀のシャトーのインフラを近代化するための投資を行い、訪問者向けの快適な空間も整備しました。2012年には隣接するシャトー・ル・ジュラから4ヘクタール、また別の3ヘクタールのブドウ畑を追加購入し、総面積を37ヘクタールに拡大しました。そのうち28.5ヘクタールが「グラン・クリュ・クラッセ」に指定されています。この整った土地構成と最新技術の導入により、シャトー・グラン・コルバンは、歴史ある品質を守りつつ、さらなる高みを目指しています。