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シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ 2018-Savigny lès Beaune
シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ 2018-Savigny lès Beaune
シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ 2018-Savigny lès Beaune

シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ 2018
生産者:シモン・ビーズ

2018 Savigny lès Beaune, Simon Bize

ブルゴーニュの伝統を一口に凝縮。

除梗を行わない全房発酵のピノ・ノワール。しっとりとした軽やかな味わいは全房発酵とサヴィニーの特徴をしっかりと表現しています。エレガントな果実味と繊細なタンニンが魅力。ワイン愛好家にも、初心者にもおすすめ。

8,327円(税込)
生産者
シモン・ビーズ
生産地
フランス > ブルゴーニュ
ヴィンテージ
2018
タイプ
ワイン > 赤ワイン
品種
ピノ・ノワール
商品詳細
まさに全房発酵の味わいで、早くから柔らかいしっとりとした雰囲気を纏ったワイン。全房のニュアンスを掴みやすいワインかと思います。 濃い赤紫の色調。クランベリーやチェリーなどの果実の香りに湿った苔やかすかなスパイスの風味、そして全体として柔らかみとしっとりとした雰囲気をもち全房発酵らしいやや陰のある、でも優しい感じがよく出ている。加えてかすかなバニラ香も。口に含むとやはり角のないしっとりとした口当たりが特徴で、凝縮度とは反対の場所にあるほぐれの良さ、がこのワインの素晴らしいところだと感じられます。
備考
この商品は直営倉庫からの発送となるため他の商品と分けてお送りします。
他の商品とご一緒にご注文いただけますがお届け時は別梱包となります。
容量
750ml
商品番号
DF1948818

【土日祝日除く】ご指定がない場合、ご注文日から1~2営業日で発送します。
お届け日は、エリアにより出荷翌日から翌々日となります。

2万円以上or6本以上もしくは、スクール受け取りで送料無料(一部対象外)

商品情報

深紅のヴェールを纏い、

静かに時を刻むピノ・ノワール。

その滑らかなタンニンと

繊細な果実の香りが、

口の中で優雅に踊る。

テイスティング

外観:深みのあるやや濃いルビー色。

香り:赤い果実、特にチェリーとラズベリーのアロマ、湿った土や苔のニュアンス

味わい:果実味が豊かで、しっとりとした全房らしい質感。滑らかなタンニンと旨味のあるアフター。エレガント。

ハーモニー料理

グリルした鴨肉:ワインの果実味が鴨の濃厚な味わいを引き立てる。

ハードチーズ:繊細なタンニンがチーズの塩味と良く合う。

ベリーのタルト:甘酸っぱいベリーがワインの果実味を引き立てる。

ワイナリー情報

酸とミネラルを基調としたエレガントなワインへのこだわり

サヴィニー・レ・ボーヌという比較的マイナーなアペラシオンにあって、驚くほど緻密で繊細なワインを生み出すドメーヌ・シモン・ビーズ。ドメーヌの創設は1880年。初代シモン・ビーズがわずかばかりのブドウ畑を耕作して始めた。1950年に孫の3代目シモンがドメーヌを継承すると、ブドウ栽培のみならず、醸造家としての才能にも恵まれた彼は、戦後の経済復興もままならぬ中でドメーヌ元詰めを決意。ドメーヌ・シモン・ビーズのワインは高く評価され、レストランのシェフやソムリエ、さらにワイン愛好家の間で広まっていったという。

そして1972年にドメーヌを引き継いだのが、3代目シモンの息子、パトリックである。彼はドメーヌの名声をさらに高めると同時に、ブドウ畑を大きく拡張。1995年にラトリシエール・シャンベルタン、1997年にコルトン・シャルルマーニュと、赤白ふたつのグラン・クリュを手に入れることに成功し、ドメーヌの総面積は22ヘクタールに達した。

1998年、パトリックは日本人女性の千砂さんと結婚。長男ユーゴ、長女ナスカというふたりの子どもにも恵まれたものの、2013年10月、61歳の若さで他界した。以後、ドメーヌの舵取りは千砂さんと、パトリックの妹で、ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・ジャン・グリヴォに嫁いだマリエルに委ねられている。ドメーヌでは2008年から、千砂さんの進言によりビオディナミ農法を採用。子育ての過程でシュタイナー教育に興味をもった千砂さんが、シュタイナーの理論が農業とも結びついていることを知り、アンヌ・クロード・ルフレーヴによるビオディナミの勉強会に出席したのがきっかけ。パトリックに相談すると、「セルパンティエールなら試してもいい」と言われたという。当時、セルパンティエールの畑はウィルスに冒されており、引き抜くしかなかったが、ビオディナミを実践すると畑の様子が徐々に変わってきた。ワインの質は始めてすぐに変わったという。「2008年からワインにヴァーティカルなラインが出て、緊張感のあるワインになった」と千砂さん。ワイン造りは今も昔も変わらない。白ワインは収穫後、ブドウをただちに圧搾し、12時間のデブルバージュ。小樽に移して発酵。クリマに応じて6∼12ヶ月の樽熟成を行う。新樽率は15∼30%と比較的少なめで、古い樽は5年ものまで使用する。バトナージュは機械的には行わず、各樽の状態を見て判断するという。

赤ワインの醸造も古典的。基本は100%全房である。近年の例外は成熟の難しい区画のブドウを除梗した2007年と、大雨や雹に祟られ完全除梗を決断した2013年。発酵には木桶を使い、柔らかな抽出のためピジャージュは足。その後、樽に移すが新樽率はきわめて低く、まったく新樽を使わないキュヴェも多い。収穫翌年の1月から3月にかけてすべてのワインを瓶詰めする。シモン・ビーズのワインの特徴は”端正”のひと言。白はきれいな酸味が基調でミネラルに富み、赤はしなやかながらストラクチャーはしっかりしてる。いわゆる過剰なところがないのがこのドメーヌの特徴であり、料理と合わせるとじつにおいしく、その値ごろ感からもレストラン向けのワインといえるだろう。2014年は買いブドウながら、千砂さんが欲しい欲しいと言い続けてきたコルトンの赤(リューディはルナルド)をとうとう醸造。「天国のパトリックからプレゼントが届いた」と千砂さんは語る。また息子のユーゴは現在、ボーヌのリセ・ヴィティコールに通い、頼もしく成長している。パトリック亡き後のドメーヌも安泰である。

注意事項

※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。

またヴィンテージは、商品名や説明に記載がない場合、商品の画像と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。

シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ 2018

Savigny lès Beaune

2018年 750ml 8,327円(税込)
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