青みがかったガーネットの色合い。フレッシュな赤い果実の香りに、フローラルやリコリス、湿った土のニュアンス。加えてアメリカンオーク樽由来の甘い香りが調和。スパイシーさやミネラル感、塩味が重なり、軽やかなタンニンと生き生きとした酸を感じます。フィニッシュには長い余韻とともに、洋菓子のような甘い風合いが広がります。ジューシーな口当たりで、食事にも合わせやすい使い勝手の良い赤ワインです。
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リオハの伝統を守りながらも革新を取り入れたワイン造り
【Cune/クネ】
1879年にスペイン・リオハ州のアロで創業
クネ(Cune)は、1879年にスペイン・リオハ州のアロで創業した家族経営のワイナリーです。正式名称は「Compañía Vinícola del Norte de España(CVNE)」ですが、創業当初のラベル印刷時にCVNEの「V」が「U」と誤って表記されたことから、「クネ(Cune)」ブランドが誕生しました。この偶然が現在では象徴的なブランド名となり、スペインを代表するワイナリーのひとつとして広く知られています。創業から140年以上経た今も、家族の直系子孫によって経営が続けられ、リオハの伝統を守りながらも革新を取り入れたワイン造りを行っています。
クネは、クラシックなリオハ・スタイルのワインを生み出す生産者として、国内外で高い評価を得ています。インペリアル・グラン・レゼルバ2004年は、2013年のWine Spectator誌「トップ100ワイン」において1位を獲得「ワイン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。2015年にはIWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)で「スペイン最高の生産者」に選出。近年では「THE WORLD’s MOST ADMIRED WINE BRANDS 2021」で8位(2024年には9位)に選ばれるなど、世界的なブランド力を誇っています。伝統を守りながらも現代的な技術を積極的に取り入れ、常に品質向上を目指す姿勢が、多くの賞賛を集めています。
クネのワインは、品質を高めるための革新的な醸造技術と環境に配慮した栽培法が特徴です。本拠地ハロのワイナリーでは、スペインで初めて重力式システムを導入した醸造施設「エル・ピラール」を1989年に設置しました。また、リオハ・アラベサの35ヘクタールの畑では、1株ごとに支柱を立てるエシャラス仕立てを採用し、4,000Lのオーク大樽や1,700Lのコンクリートエッグを活用。これらの取り組みにより、年産約450万本のワインを安定して供給しつつ、環境負荷の軽減と持続可能なブドウ栽培を実現しています。クネは今後も革新と伝統の両立を掲げ、高品質なリオハワインを世界へ届け続けます。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
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