温暖で乾燥した偉大な2007ヴィンテージの「バローロ・プラポ」。ドライフルーツやバニラのニュアンスに、砂質土壌由来の甘い赤系果実の香り。エレガントでありながら、力強さも兼ね備えています。繊細なタンニンと見事に調和した味わいは、長く心地よい余韻を残す。硬質なチェレッタと比較しても柔らかな質感。滑らかな口当たりと洗練されたミディアムボディが魅力的な熟成バローロ。
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イタリアのワインガイド最高評価の常連、
バローロの中心地に拠点を構える名門ワイナリー
『ガンベロ・ロッソ』の最高評価トレ・ビッキエリ獲得の常連
1856年、バローロの銘醸地セッラルンガ・ダルバに創業したエットレ・ジェルマノは、4代にわたる家族経営で、バローロの歴史と伝統を継承する造り手です。現在のオーナー、セルジオ・ジェルマノと妻のエレーナが、栽培から醸造までを手掛け、ワイン造りに情熱を注いでいます。彼らは、祖先から受け継がれた知識と経験を活かし、テロワールを最大限に表現するため、伝統的な手法を大切にしながらも、革新的な技術も取り入れています。その品質の高さは、イタリアのワインガイド『ガンベロ・ロッソ』で最高評価「トレ・ビッキエリ」を獲得する常連であり、国内外で高く評価されています。
エットレ・ジェルマノは、環境への配慮を重視し、有機農法を実践しています。サステイナブル認証「SQNPI」を取得し、農薬の使用を最小限に抑え、除草剤を一切使用しないことで、自然の力を最大限に活かしたブドウ栽培を行っています。土壌の健康を保つため、堆肥や生物由来の微量元素を用いた施肥を実施し、畝ごとに緑肥を植えて有機物を補給。剪定ではギヨー仕立てを採用し、果実の品質を最適化するため、吸芽取りや房の間引きを丁寧に行います。細部まで徹底した管理のもと、セッラルンガの土壌と気候を活かしたブドウが育ちます。
醸造では、伝統的な手法を基本としながらも、時代に合わせた革新を続けています。収穫はすべて手作業で行われ、熟したブドウを一房ずつ厳選しながら収穫。発酵から熟成に至るまで、ブドウの個性を引き出すために最適なアプローチを選択し、醸造時のSO₂添加も最小限に抑えています。ワインの熟成には大樽を使用し、長期熟成による深みとエレガンスを追求。こうして生まれるワインは、バローロの持つ偉大なポテンシャルを存分に引き出し、力強さとフィネスを兼ね備えた味わいを実現しています。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
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