サロン2013年は、ひと口で強い存在感を感じさせるシャンパーニュです。グラスに注ぐと、輪郭のはっきりした味わいと洗練された質感が徐々に姿を現し、時間とともに香りや構成の精度が高まっていきます。口当たりは緻密で、ボディにはしっかりとした厚みがありながらも、細やかな泡と繊細なフィネスが全体を優雅にまとめています。この完成度に至るまでには、セラーの奥深くで約10年にわたる長期熟成が施され、力強さと気品を兼ね備えた、堂々たるスタイルへと磨き上げられました。
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マグナムボトルを好むシャンパーニュファンが多いのは、特別感や雰囲気だけが理由ではありません。「マグナムのほうが美味しい」という評価には、実は明確な科学的・技術的根拠があります。シャンパーニュのプロフェッショナルや愛好家が、1.5Lのマグナムを理想的なサイズと呼ぶのは、ワインの熟成、泡の質、そして保存安定性において、通常ボトルより優れた条件が揃っているからです。
① 熟成がゆっくり、均一に進む
マグナムは通常ボトルと同じサイズの口を持ちながら、中身は2倍あります。そのため液体量に対する酸素の割合が小さくなり、酸化のスピードが抑えられます。果実のフレッシュさを保ったまま、奥行きのある熟成が時間をかけて形作られます。
② 泡の質と持続力が高い
瓶内二次発酵は、大きなボトルほど穏やかに進みます。その結果、泡はよりきめ細かくクリーミーになります。炭酸ガスも抜けにくく、フレッシュな刺激が長く保たれます。
③ 温度変化に強く、状態が安定する
液体量が多いマグナムは外気の影響を受けにくく、輸送や保管時の温度変化によるストレスが少なくなります。結果として、ワインはより健全な状態で熟成し、最高の瞬間を迎えやすくなります。
マグナムの素晴らしさは「熟成の複雑さとフレッシュの相反する要素の高次元での共存」が際立っています。750mlの通常ボトルに比べて、より健全な状態で熟成することにより、優れたな味わいが体現出来ます。
冷涼でゆっくりとした成熟ながら、十分な糖度と美しい酸を備え、将来性に満ちたシャルドネが収穫された2013年
2013年は酷寒の冬に始まり、その後も長く寒い春が続いた年でしたが、ブドウ樹に霜害は見られませんでした。4月末の芽吹き以降は降雨が多く、その天候は7月上旬の開花期まで続きました。この段階で、収穫は9月下旬から10月上旬になると予測されていました。生育期間中はブドウ樹と土壌の状態を細かく観察し、区画ごとに異なる反応を見極めながら手入れが施されました。夏は暑く日照にも恵まれましたが、局地的な雷雨や雹の被害も確認されています。
9月に入るとともに一気に秋が深まり、ブドウの熟成が速度を落とします。サロンが造られる1haの区画「ジャルダン・サロン(サロンの庭園)」と村内19の小区画では、10月1日に収穫が始まりました。悪天候と収穫時の厳しい選別のせいで、瓶詰めできる果汁の量が減少してしまうことが懸念されましたが、実際には、1ヘクタール当たり1万3千キログラムという素晴らしい量が獲得できました。シャルドネはとりわけ優れた結果を示し、十分な糖度と美しい酸を備えた、将来性に満ちた調和が備わっています。

ひとりの夢から生まれた、世界で最も孤高なシャンパーニュ
(サロン/フランス・シャンパーニュ・コート・デ・ブラン)

歴史
1905年に初めてのヴィンテージを世に出したサロンの歴史は、シャンパーニュとメニルのテロワールをこよなく愛した男の一生でもあります。不動の信念に突き動かされたとでもいうような、特異な性格を持った創業者エメ・サロンは、自らの願望をパーフェクトに叶えるシャンパーニュを生み出します。当初は存在しなかったブラン・ド・ブランを、独自の楽しみのためだけに製造し、それは1920年代に至るまで、世の中に出回ることはありませんでした。彼の目指す純粋なシャルドネシャンパンは、今でもサロンの哲学として受け継がれています。
ブランド理念
「唯一無二のシャルドネシャンパンを作る」を信条に、品質を追求しています。

「気泡が湧き上がる偉大なワイン」
サロンは唯一無二のシャンパーニュです。この異端児的ワインは、すべてが「単一」という枠の中で誕生しました。エメ・サロンというひとりの男が夢見たシャンパーニュは、単一のテロワール(コート・デ・ブラン地区)の単一のクリュ(メニル・シュール・オジェ村)で育つ、単一ブドウ品種(シャルドネ)で造ったヴィンテージワインでした。シャンパーニュはノンヴィンテージであることが主流ですが、サロンには必ずヴィンテージが入り、その上ブドウが最高の状態で収穫された年だけに、サロンが生まれるのです。

製造こだわり
手摘みのシャルドネを使用し、厳選された畑からの収穫。ステンレスタンクで発酵後、長期間の瓶内熟成を経て完成します。

このシャンパーニュには、1ヘクタールの区画「ジャルダン・サロン(サロンの庭園)」と、20世紀初頭にエメ・サロン自身がメニル・シュール・オジェ村で選定した19の小規模な区画で栽培されたブドウが使用されています。複雑な味わいと繊細さを存分に開花させるため、サロンは通常10年の間、セラーで熟成されます。

将来
サロンの方針によって、これまでに瓶詰めされたボトルのほぼすべてのヴィンテージが、メニルのセラーで眠り続けています。これは、継承を尊重するメゾンの信念を表しています。

120年を通して生産されたヴィンテージの数が、わずか44。これはワイン界では異例の数といえるでしょう。
今日、サロンはドゥラモットと共に、ディディエ・ドゥポン社長、及びローラン・ペリエグループの最高醸造責任者ミシェル・フォコネー氏の管轄下で、歴史を刻み続けています。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
またヴィンテージは、商品名や説明に記載がない場合、商品の画像と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。