香りはレモンヨーグルト、アプリコットの花、貝殻を思わせるミネラル香、更にミントやフェンネル、クローブなどのハーブ香に加え、熟したメロンのような香りも取れる。味わいは、しっかりとした骨格を持ち、アプリコットや白桃、マンダリンオレンジなどの果実味が豊か。
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アイララ・アイラレロは、2014年に女性醸造家インマ・パソス氏の手によって立ち上げたプロジェクトで、そのパートナーとしてワイナリーのCoto de Gomarizが加わっています。パソス氏は醸造学を学び、学位取得後、数々の産地で、ワイン造りのキャリアを築きます。そして2009年よりCoto de Gomarizに所属し、独自のブランドを立ち上げるという予てからの夢を叶えました。それがアイララワインです。「アイララ」はガリシア語です。スペイン語に訳すと「オーレ―!」。喜ぶ時や、楽しんでいる時にシンプルに出す掛け声です。パソス氏は、この言葉の意味のように、アイララワインを楽しく飲んでもらえるよう情熱をもって世界に広げていきます。アイララに使用されているブドウの畑は6ヘクタール。D.O.リベイロ内のAvia Vallyにあります。この一帯の気候は、海洋性‐地中海性気候でやや湿気もありますが、この2つの気候が混じ合うことでブドウが良く熟し、香りと酸が保たれます。標高は150m~350m。土壌は花崗岩で砂質も含まれます。
パソス氏は、ブドウ栽培において、*福岡式自然農法を一部採用。有機栽培の認証は取得していませんが、自然の造りに拘りブドウを丹念に育てています。*福岡式自然農法:提唱者、福岡正信(1913年~2008年)「一切無用」の理論で、不耕起、無肥料、無農薬、無除草を農作業において取り入れています。
アイララのワインはリベイロの土着品種を使用。白ワインはトレイシャドゥーラ100%。トレイシャドゥ-ラの特徴は、果皮が厚く硬め。花々しい香りに、酸が立ち、エレガント。骨格もしっかりあります。赤ワインはソーソンを85%使用。ソーソンは、深みのある色調も、軽やかなワインになり引き立つ酸が特徴です。
赤wine初級者ですが、とても飲みやすく美味しかったです