キュヴェ名はフランス語で「白亜質の粒子」の意味で、テロワールの表現を極限までシャンパーニュのボトルの中に描いています。アーモンドやドライアプリコットの香り。フレッシュバターやチョークのニュアンスも。口に含むと際立ったミネラル感と繊細で優雅なテクスチャーを感じて、じんわりと旨みが広がります。後味にはレモンのような余韻も。切り込んでくる明快な酸味とミネラリーで濃厚な果実味が印象的なシャンパンです。
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栽培のスペシャリスト、ジャン=フィリップ
ワリス・ラルマンディエは、シャンパーニュ地方コート・デ・ブランの中心アヴィズ村に1989年創設された家族経営のドメーヌです。創設者はマリー=エレーヌ・ラルマンディエと夫ヴァンサン・ワリスで、現在はその子どもたちが中心となり運営しています。母マリー=エレーヌは、名門ラルマンディエ・ベルニエのオーナーである兄ピエールの支援を受けつつ、家業を守り抜きました。長男ジャン=フィリップは、栽培のスペシャリストとして早くから第一線で活躍しており、伝統と現代性を融合させたワイン造りに貢献しています。
ジャン=フィリップは幼少期の自然体験をきっかけに、植物と月のリズムに関心を抱くようになりました。大学には進まず、ジャック・セロスやブノワ・ライエといった名匠の下で実地経験を積みました。2013年にはドメーヌを完全なビオディナミ農法へと転換し、馬による耕作や動物との共生を重視した農業を実践しています。この考え方は「すべての動物が存在意義を持つ」という哲学に基づいています。2020年にはDemeter認証を取得し、テロワールの本質を表現するシャンパーニュ造りをさらに深化させています。
ワリス・ラルマンディエのシャンパーニュは、主にシャルドネを用いた繊細でミネラル豊かなスタイルが特徴です。ブドウはすべて手摘みで収穫され、自然酵母で発酵。一部はフレンチオーク樽で熟成され、香りや味わいに複雑さと気品を与えています。妹のイネスはアートスタジオ勤務の感性を活かし、ラベルデザインやウェブサイトを一新しました。弟ピエール・ルイも建築家としての視点でブランディングに関与しています。家族全員がそれぞれの専門性を持ち寄りながら、新しい時代のシャンパーニュ造りに挑戦し続けています。
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