シャサーニュの名手ベルナール・モレを父に持ち、自身はDRCにて栽培責任者も務めた素晴らしい感性と才能の持ち主。
美しくスタイリッシュな香りが長く続くだけでなく、温かみも感じます。リッチで豊かな味わいの奥には、幾重にも重なるミネラルと果実味の層。複雑でクオリティーがとてつもなく高いワインです。5年~7年の熟成も十分に待てます。
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シャサーニュ・モンラッシェ村で華麗な成功と歴史を築き上げたモレ家。トマ・モレはモレ家の10代目に当たります。偉大なる造り手ベルナール・モレを父に持つトマは、幼い頃から父の仕事を手伝い、カリフォルニアでもワイン造りを経験したりと若くから才能を発揮していました。
2007年、父から畑を譲り受ける形で自らのドメーヌを立ち上げましたが、同じタイミングでDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)当主、オベール・ド・ヴィレーヌにその卓越した感性と才能を見出され、2007年よりDRCモンラッシェの栽培責任者を担当するようになりました。
すぐに自らのドメーヌも多忙を極めるようになり、悩んだ末に、代々続いてきた伝統を失ってはいけないと、3年でDRCの職を退きました。トマは、ここでの経験は何物にも替えがたい素晴らしいものだったと語っています。
現在もDRCで働いていた時に実践していた全く同じ栽培法を取り入れており、さらなる高みへと登り続けています。
畑では、テロワールの特徴を最大限に活かすためにビオロジックやビオディナミを実践しています。DRCで学んだ技術を採用し、繊細ながらもテロワールが有するすべての要素を表現できるワインを生み続けています。
モルジョは、58haある畑で、バタールモンラッシェと同じ時期に収穫されます。レ・ブリュソンヌとレ・プティ・クロとレ・フェランドのブドウを使用しています。