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伝統と気品が息づくヴォーヌ・ロマネ
【Domaine Jean Tardy & Fils/
ドメーヌ・ジャン・タルディ・エ・フィス】
創業者ヴィクトルは名門メオ・カミュゼでワイン造りを実施
ドメーヌ・ジャン・タルディ・エ・フィスは、ヴォーヌ・ロマネに本拠を置く三代続く家族経営のドメーヌです。創業者ヴィクトル・タルディ氏は1920年から約25年間、メオ・カミュゼの畑で作業員としてワイン造りに携わっていました。第二次世界大戦後、エティエンヌ・カミュゼ氏とのメティヤージュ(分益小作契約)が始まり、ドメーヌの礎が築かれます。メオ・カミュゼの畑を任されたのは当時わずか4名で、その中にはアンリ・ジャイエ氏の名もありました。ヴィクトル氏の息子ジャンは1966年に後を継ぎ、ヴォーヌ・ロマネに拠点を移してドメーヌを拡大。2001年には三代目ギヨームが継承し、伝統と革新を融合させた新たな時代を切り開いています。
ドメーヌでは「ワインは畑から生まれる」という信念を大切にしています。最良のブドウを得るため、冬の剪定から芽かき、葉摘みに至るまで一つひとつの作業を丁寧に行い、自然との調和を重視した栽培を実践しています。化学薬品の使用を最小限に抑え、天然肥料を使用するリュット・レゾネ農法を採用しています。ブドウの健全さと適切な熟度の見極めを最重要と考え、収穫のタイミングを厳密に判断しています。畑では、短い枝の剪定によって収量を抑え、果実の凝縮感を高めることを目指しています。こうした地道な努力が、果実味の純度と繊細なニュアンスを併せ持つタルディ家のワインの基礎を支えています。
醸造においては、父から受け継いだ伝統を尊重しつつも、現代的な設備を導入しています。2006年には除梗マシンを改良し、ブドウの粒を潰さずに醸造することで過度な抽出を避けています。発酵は天然酵母のみを使用し、低温で1週間のマセラシオンを行った後、32℃で4~5日間の抽出を実施します。新型空圧プレス機による穏やかな圧搾の後、16~20か月の樽熟成を経て瓶詰めされます。新樽率は格付けに応じて調整され、グラン・クリュでは最大100%に達します。こうして生まれるワインは、エレガンスと精密さを兼ね備え、ヴォーヌ・ロマネの気品を体現しています。現在では、フランス国内の著名レストランにも採用される高い評価を得ています。
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