「レ・サン・ジョルジュ」は力強さと繊細さが共存し、ニュイ・サン・ジョルジュ南部特有の気品を備えています。アロマには赤系果実やスパイス、土壌由来の複雑なニュアンスが溢れ、若いうちから魅力的ですが、熟成によってさらなる深みが増します。味わいは凝縮感とバランスが秀逸で、長い余韻とともにエレガントなテロワールの個性を感じさせます。このワインは熟成により完全にその魅力を開花させます。
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故アンリ ジャイエの薫陶を受けた天才肌の造り手
1977年に設立したジュヴレ・シャンベルタンだけでなくブルゴーニュを代表するドメーヌ・フィリップ・シャルロパン。故アンリ ジャイエの薫陶を受けたことは有名ですが、ワインへの情熱的かつ真面目な姿勢とディテールに執着する典型的な天才肌の造り手です。当初は1,5haしかなかった畑を少しずつ広げていき、現在では所有畑は全部で25ha、シャブリ、コード・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌと広範囲に及び、特級畑を8つ含む35のアペラシオンのワインを手掛けています。
低温浸漬でエキスを抽出させる濃厚なスタイルに変更
師である“ブルゴーニュの神様”アンリ・ジャイエの影響から、畑のテロワールが表れるワインを目指しているため、できるだけ自然に栽培、醸造を実施。リュット・レゾネを取り入れ、除草剤や殺虫剤は未使用。過去に全房発酵、バトナージュを多用していましたが、現在は長い時間低温浸漬でエキスを抽出させる濃厚なスタイルに。それはブドウの持つ全てのパワーを引き出し、ワインに反映させた結果であり、じっくりと向き合えば、畑の個性、そしてブルゴーニュならではの精緻さが詰まったワインであることがわかります。