◆産地:すべてロワール ナントの南側 COTE DE GRANDLIEU周辺
◆土壌:小石の散らばった片岩、雲母
◆醸造:ガラスタンクにて発酵
◆熟成:ガラスタンクのままシュールリー熟成
◆マロラクティック発酵:なし
◆ヴィンテージ:2022
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同じ条件で3品種を比較!
ミュスカデ・シャルドネ・シュナン・ブラン飲み比べ3本セット
同じ生産者の違う品種のワインと言うのは特に珍しくもないですが、同じ土壌で、同じ醸造方法、同じ熟成方法、同じヴィンテージというのはなかなか見つけられません。
今回の3本セットはこれらの条件がほぼほぼ同じで、それぞれの品種の個性を他の要素に紛らわされることなく比較することが可能です。しかも醸造・熟成にガラスのタンクを使用しているので、よりブドウの特徴をストレートに比較ことが可能です。そんな素晴らしい条件のもとミュスカデ、シャルドネ、シュナン・ブランのそれぞれの個性をぜひ比較してみてください!
左からミュスカデ、シャルドネ、シュナン・ブラン
そして今後この品種を飲んだときに、ニュートラルに作られたこの品種の個性を思い出すことで、より今飲んでいるワインがどのような作り方をしているのかが鮮明に見えてくるかもしれません。今後のテイスティングにも絶対に役立つと思います。あと、もちろんですが、飲んで美味しいワインしか選んでおりませんのでご安心ください!
産地:すべてロワール ナントの南側 COTE DE GRANDLIEU周辺
土壌:小石の散らばった片岩、雲母
醸造:ガラスタンクにて発酵
熟成:ガラスタンクのままシュールリー熟成
マロラクティック発酵:なし
ヴィンテージ:2022
クリーンでまとまりのある質感が◎
軽やかで適度なコクを持つ上質ミュスカデ
ミュスカデ・コート・ド・グランリュ
MUSCADET COTE DE GRANDLIEU
生産者:ジェローム・ショブレ
JEROME CHOBLET
生産地:フランス/ ロワール
品 種:ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)
タイプ:白
ストーンフルーツ、小ぶりのメロン、酵母、軽いナッツ、落花生、蜜、僅かに石灰系の香り、非常にクリーンでニュートラルな香り。口に含むとストーンフルーツの香りがしっかりと立ち上がり、質感はまとまりがあり滑らか。同時に軽やかさがある。酸はフレッシュながらに丸みを帯びていて長さはないが歯切れのよい心地よさがある。やや塩味を感じるアフター。
白い花を感じるフラワリーさ
素のシャルドネの意外な個性
シャルドネ
Chardonnay
生産者:ジェローム・ショブレ
JEROME CHOBLET
生産地:フランス/ ロワール
品 種:シャルドネ
タイプ:白
白い花アカシアやスイカズラを思わせる香がしっかりと香り、レモネード、ラムネ、ナッツ、落花生、小ぶりのメロン、蜜のアロマ。口に含むと程よい厚みが広がり、クリーンでありながらコクを感じる。酸はほのかな苦みと共に感じられ、良いアクセントになっているがやや短い。かすかに石灰を感じるアフター。
溢れる果実味と豊かな酸
ポテンシャルを感じる躍動感のある味わい
シュナン・ブラン
CHENIN BLANC
ジェローム・ショブレ
JEROME CHOBLET
生産地:フランス/ロワール
品 種:シュナン・ブラン
タイプ:白
少し還元的でスモーキーさのある香りですが、口に含むとシュナンらしい蜜っぽい香りと酸が感じられ、立体感のある味わいが急に花開く。同時にカリンや蜜、リンゴ、石灰、シナモンの豊かでボリューム感のある風味が感じられ、クリーンでいながらエネルギー感のある味わい。酸は非常にしっかりとしていて、長く続く上質のもの。
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面白い飲み比べでした。
各品種の特徴を再確認できました。
お手頃価格で、同じ条件。この3品種を飲み比べ、面白かったです。
飲み比べ用に興味があったので購入したが、品種の特徴がこれらのワインに反映されているのか、造り手の癖が大きく影響していないのか疑問はあるが、そこそこ楽しめた。結果は下記のとおり。
【香り】
・香りはトップノートはムスカデとシャルドネが似ているが、ムスカデよりシュナンの方が丸く複雑な感じがする。
・複雑性という観点ではシャルドネとシュナンが同じくらいかと想ったが、エレガンス性という点でシャルドネが花の香りがして少し上かと。
・丸さや滑らかさではシュナンが1番かと。これはアルコールの少なさが影響しているのかも(アルコール度がシュナンだけ11.5°,他は12°)
【味わい】
・ムスカデが意外とコクと旨味があるが、香り同様シュナンが丸みがある。シャルドネは同じように旨味と厚みがある。シャルドネの方が厚みがある。
【色】
・Chenineが一番濃くChardononnayが一番薄い。何によるのか?