白桃やリンゴ、レモン、ライム、白い花の香り。さらにローストしたヘーゼルナッツやミント、火打石、澱のニュアンスも。豊かでありながら引き締まっており、白桃やリンゴを思わせるみずみずしい果実味が広がります。張りのある酸と牡蠣の殻を思わせるミネラルが奥行きを与え、ライムのような清涼感とやさしいバターのニュアンスを感じます。若々しさを感じさせながらも高い完成度があり、最後に長い余韻が残ります。純粋な果実味と研ぎ澄まされたミネラル、伸びやかな酸が一体となった、テロワールを鮮やかに映し出す精密で気品あふれるスタイルです。
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Ramonet Noël & Fils
ラモネ家の栽培哲学を受け継ぐ新たな名門
~ノエル・ラモネ/フランス・ブルゴーニュ~

初代ピエール・ラモネから始まる名門の歴史
ラモネの歴史は、1920年代後半に初代ピエール・ラモネ氏が情熱だけを胸にシャサーニュ・モンラッシェへ移り住んだことから始まります。当初はブドウを買い付けて醸造・販売を行っていましたが、世界恐慌とアメリカ禁酒法の影響で畑価格が低迷していた時代を好機と捉え、村周辺の優れた畑を着実に取得していきました。転機となったのは1934年に取得した一級畑レ・リュショットです。この畑のワインは『ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』編集長レイモン・ボードワン氏から高く評価され、一躍ブルゴーニュを代表する生産者へと躍進しました。さらに1933年の禁酒法廃止後には、著名なワイン評論家フランク・シューンメーカー氏を通じて、ブルゴーニュで初めてドメーヌ元詰めワインをアメリカへ輸出。世界市場へ名を刻み、フランスの名門レストランでも高い評価を獲得しました。
名門の栽培哲学を受け継ぐノエル・ラモネ
ノエル・ラモネ氏は1984年から家族とともにブドウ栽培に携わり、長年にわたりドメーヌ・ラモネの畑を守り続けてきました。兄弟でドメーヌを運営していた時代は、ノエル氏が栽培、弟ジャン・クロード氏が醸造を担い、それぞれの専門性を生かしてラモネの名声を築いてきました。その後、ノエル氏はドメーヌの運営を退き、自ら栽培したブドウをジャン・クロード氏へ供給してきました。そして2023ヴィンテージより、2人の息子ミカエル氏とピエール・フランソワ氏とともに、自らの名を冠した「Ramonet Noël & Fils」を本格始動。シャサーニュ・モンラッシェとピュリニー・モンラッシェの銘醸畑から、村名、1級畑レ・カイユレ、レ・リュショット、さらにバタール・モンラッシェ、ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ、モンラッシェなど限られた白ワインのみを生産しています。初代ピエール氏から受け継がれた純粋な果実味とミネラル、そしてテロワールを尊重する哲学は、新たな世代によって力強く受け継がれています。
注意事項
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