黄金色に輝く麦わら色で非常に細かな泡立ちが特徴。ライムやグレープフルーツの柑橘系から始まり、赤い果実やエキゾチックな果実の香りが広がります。鋭い酸味と繊細な泡立ちがクリーミーさを引き立て、フルーティーさとミネラル感が重なります。スタイルは透明感とバランスに優れ、余韻が長く続く洗練されたシャンパーニュです。
わずか27歳で独立して自身のシャンパーニュ・メゾンを設立
ブルーノ・パイヤールは、1953年にランスに生まれました。家系は1704年からブージィとヴェルズネイのグラン・クリュを拠点にブドウの仲買と栽培を営んできました。ブルーノは1975年に家業を継ぎ、ネゴシアンとして経験を積みましたが、1981年、わずか27歳で独立し、自身のシャンパーニュ・メゾンを設立しました。当時、保護貿易体制下にあったシャンパーニュ地方では、一世紀近く新規メゾンの設立は前例がなく、彼の挑戦は大胆な決断として語り継がれています。
ブルーノ・パイヤールは、品質を徹底追求する姿勢で知られています。1984年には、温度、照明、湿度を厳格に管理できる最新設備のセラーを考案し、1990年にはステンレス、ガラス、木材を組み合わせた象徴的なワイナリーを完成させました。現在では、所有する25ヘクタールの畑でピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエを栽培しています。平均樹齢は32年で、テロワールごとに細かく管理し、厳選されたブドウから最高のワインを生み出しています。
現在は娘のアリス・パイヤールも経営に参画
ブルーノ・パイヤールは、極めて純粋でエレガントなシャンパーニュを目指しています。一番搾りの果汁だけを使用し、極限までドサージュを抑え、ワイン本来の味わいとミネラル感を大切にしています。独自のアッサンブラージュ技術で複雑味とバランスを実現し、法定以上の長期熟成によって繊細な泡立ちと豊かな香りを引き出します。現在は娘のアリス・パイヤールと共に、独立系家族経営メゾンとして、世界30か国以上にシャンパーニュを届けています。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
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