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ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェは、ピュリニー側だけにある特級畑。隣接するバタール・モンラッシェよりもかなり小さく、生産量は自ずと少なくなります。フレッシュな桃などの果実は蜂蜜の香りとミネラルをまとい、引き締まった酸がワインの骨格を成しています。これから花開いていくであろう力強いエネルギーを感じさせるワインです。
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ピュリニー・モンラッシェの代名詞ポール・ペルノ
ポール・ペルノは1850年創業で、ドメーヌ・ルフレーヴやドメーヌ・ド・モンティーユと並ぶピュリニーの造り手で三本の指に数えられる名手です。現在では創業者の孫とその息子達の手で運営しています。多くの優良な畑を所有しており、以前は葡萄をジョセフ・ドルーアン等に販売していましたが、現在はほとんどのワインを自分たちの名前で元詰めしています。
素晴らしいプルミエ・クリュと2つのグラン・クリュを所有
ピュリニーに15haの畑を所有しており、その中には素晴らしいプルミエ・クリュと2つのグラン・クリュも含まれています。ペルノーの所有地には200 年以上にわたって一族が所有してきたものもあり、ピュリニー最高のテロワールの代表格です。主要なブドウ畑は、レ・ピュセル、クロ・ド・ラ・ガレンヌ、シャン・カネのプルミエ クリュ。レ・フォラティエールにいたっては、最大の土地所有者でもあり、所有する3つの別々の区画を組み合わせ、テロワールを表現しています。ドメーヌの最も若いブドウの木は、村の敷地によっては樹齢20年になります。プルミエ・クリュとグラン・クリュのほとんどは1957年から1961年にかけてポールによって植えられたもので、現代のクローンよりも古いものです。
収量を抑え、適度な新樽を使い、芳醇で濃厚な味わいに
土壌とブドウの自然で健康な状態を維持するため、畑ではさまざまな改善が行われてきました。除草剤や化学肥料は使わず、「リュット・レゾネ」(減農薬農法)の手法がとられています。剪定は非常に細やかに。剪定した若枝を粉砕して畑に撒き、持続的に土壌に窒素を供給することで、土壌の養分を豊かにします。収穫は全て手作業です。収穫者には健康で熟した「自分たちが食べたいと思うものだけ」を選ぶように指示しています。
白は空気式圧搾機を用い穏やかにプレス、発酵前の醸しは行わず、30度で15日間にわたり発酵させます。不純物を沈殿させた後、樽に入れて発酵させます。赤は完全除梗、発酵後一回のみ穏やかにプレス。赤白共に樽内で1年間熟成。新樽比率は村名格30%、1級畑40%、特級畑50%。ワインはもう一度澱引きされ、軽く濾過されて瓶詰めされます。これらは派手なワインではなく、桃や白い花の果実のバランスのとれた、チョーキーなミネラル感と絶妙なジューシーさによって調和された味わいはピュリニーの典型と言っていいでしょう。