鮮やかな明るい赤色。熟したチェリー、ベリー類、ほのかなロースト風味と繊細なミネラルの香り。ベルベットのような舌触りで、上質なタンニン、エレガントな酸味と繊細な果実味を備えています。ドライな味わいでフレッシュさも感じるシュペートブルグンダーです。
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ドイツのトスカーナとも称される、温暖な天候と地形に恵まれたバーデン最南部のマークグレーフラーラント。西側と南側をライン川で囲われたこの地はフランス、スイス、ドイツ3国の文化が入り混じる非常にユニークなところです。ワイン産地としては平地に植えられるグートエーデル種(シャスラー種)の軽い白ワインで有名です。同じバーデンでももう少し北に位置するフーバーさんやカイザーシュトゥールの名立たる生産者の陰に隠れた産地。ブルゴーニュでいうマコンのような旨安ワインで認知されていましたが、2018年にはVinum誌において、ドイツで最もコストパフォーマンスに優れたピノ・ノワール部門で優勝という地位まで昇り詰めました。
自分で栽培したホワイトアスパラと地元のワインを味わうたびに覚えた違和感。「もっとおいしいものができるのではないか」で始まったワイン醸造。
20世紀後半によりにわかに世界的な注目を集める産地となった旗頭がこのマルティン・ヴァスマー醸造所です。黒い森の南西向けの斜面には石灰岩、片麻岩など複雑な土壌形成を持つ丘が点在しています。さらにはどこまでも続く黒い森からの冷気は、ドイツ最南端の温暖な土地に、ぶどう栽培に最適な寒暖差をもたらしてくれます。創業者のマルティン・ヴァスマーさんは、両親から受け継いだ野菜畑を運営していましたが、自分で栽培したホワイトアスパラと地元のワインを味わうたびに覚えた違和感。もっとおいしいものができるのではないか。そんな感覚を持ち続けながら、なんと1997年に37歳にして醸造所設立を決意します。翌年にはブルゴーニュ地方シャンボールミュジニーのアミオ・セルヴェルで修業。創設後すぐに赤ワインで賞を受賞し、評価を高め続けています。わずか3ヘクタールでスタートした醸造所は、今や38ヘクタールとなりました。南北30キロに渡って超優良区画を所有しています。
家族、そしてフーバーからの醸造家と最高のチームを
マルティン・ヴァスマー醸造所のワイン造りには、上記のマルティンさん、トリンバックやメオ・カミュゼにて研修経験のある愛娘サブリナさんに加え、優秀な5人の醸造家が携わっています。まず、2019年にフーバー醸造所で研修を終え、帰ってきたサブリナさんの弟で長男のマーヴィンさん。1998年生まれでシャイなマーヴィンさんですが、すでにしっかりと醸造所の一端を担っています。そして、2012年よりフーバー醸造所で醸造長として、ベルンハルトさんを支えてきたシュテファン・ベックさんが加入。このベックさんの影響か、フーバーワイン愛好家の方々には、しばしば、「昔のフーバーさんのワインのスタイルを感じさせる」と言われることも。5人の優秀な醸造家によって生み出される秀逸なワインは今後も、間違いなく大きな反響を呼ぶことでしょう。
黒い森とライン川に囲まれた畑シュラッターマルテザーガルテン
バーデンの中でも最高の畑の一つに数えられます。土壌は、石灰質で粘土と黄土の薄い表土を持ちます。一日当たり平均約6時間もの日照量があり、シュヴァルツヴァルト(黒い森)とライン川に挟まれた畑で、夜には黒い森からの冷気によって寒暖差が生まれます。シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)を中心としたブルゴーニュ系品種が中心に植樹され、生まれるワインは、ミネラル感が強くフェミニンな印象で、所有する畑の中では最もエレガントに仕上がるとされています。(インポーター資料より抜粋)
外観
鮮やかな明るい赤色。
香り
熟したチェリー、ベリー類、ほのかなロースト風味と繊細なミネラルの香り。
味わい
ベルベットのような舌触りで、上質なタンニン、エレガントな酸味と繊細な果実味。ドライな味わいでフレッシュさも感じます。
仔牛のレバーのロースト
ワインの酸味がレバーの濃厚な味わいを引き立てます。
オッソブーコ
繊細な果実味が、骨髄のリッチな風味と相性抜群。
豆とトマトを添えた仔牛のボイルビーフ
上質なタンニンが、トマトの酸味と豆の旨味と絶妙に調和します。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
またヴィンテージは、商品名や説明に記載がない場合、商品の画像と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。