歳末大感謝セール第五弾は緊急で入荷しましたブルゴーニュの新時代生産者「シャンジー」です。こちはらブルゴーニュ紅白2本セットになります。①赤ワインは、果実味豊かでバランスの取れた飲み心地。樹齢45年以上のピノから造られる、モノポール（単独所有）の「クロ・ミショー」。②白ワインは骨格のあるミネラルとしっかりとした酸味。ブーズロン有名畑の近隣で収穫したシャルドネをフレンチ・オーク樽で熟成させた「レ・フォルチュネ」。優良畑の有機ブドウをモーツアルトのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークを聞かせて発酵する独自方法を実施。テロワールを反映した上質な味わいを是非お楽しみ下さい。

セットの内容はこちら

「クロ・ミショー」はコート・シャロネーズにある南東向きのわずか1haの畑で、シャンジーのモノポール（単独所有）。樹齢45年以上の有機ピノ・ノワールから、しなやかで親しみやすいワインが生まれます。450Lの樽で10ヶ月、ステンレスタンクで4ヶ月熟成しています。フレッシュな赤い果実の風味が広がる、果実味豊かでバランスの取れた飲み心地。シルキーなタンニンがワイン全体を支え、しなやかさと柔らかな質感を与えています。フィニッシュは爽やかで果実味の余韻が長く続きます。

レ・フォルチュネは、コート・シャロネーズのブーズロン村の有名畑「クロ・ド・ラ・フォルトゥーヌ」の斜面下部で育てられた平均樹齢35年の有機シャルドネを使用。350Lの樽とステンレスタンクで発酵、10ヶ月の樽熟成と5ヶ月のステンレスタンク熟成で仕上げられます。青リンゴやレモンなどの柑橘系果実の爽やかなアロマに、白い花の繊細な香りが調和。フレンチオーク樽由来のトーストやバニラなどのニュアンスも。フレッシュで軽やか、青リンゴやレモンの果実味と骨格のあるミネラルを感じます。しっかりとした酸味がワインに鮮度を与えつつ、樽熟成による複雑さと深みが加わり長い余韻が残ります。

ワイナリー情報

ブルゴーニュの伝統を守りつつ新たな魅力を引き出すドメーヌ

ドメーヌ・シャンジーは、1928年にジョゼフ・ソルデ氏によって、ブルゴーニュ地方のブーゼロン村で設立されました。16世紀の建物を拠点とし、接ぎ木技術を普及させるなど地域に大きく貢献しました。その後、所有者が変わり、1952年にはルシアン・ジュイフ氏が、1974年にはダニエル＆カトリーヌ・シャンジー夫妻が運営を引き継ぎました。2013年投資会社OLMAに買収され、新たな時代がスタート。2015年にはロンドン証券取引所に上場し、資本を拡充。現在では70ヘクタール以上のブドウ畑を所有し、伝統を守りながら革新を続けています。

モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」を流して発酵

ドメーヌ・シャンジーは、リュット・レゾネ農法とビオロジック栽培を実践し、環境に配慮したブドウ栽培を行っています。アルコール発酵やマロラクティック発酵時には、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」を流すというユニークな手法で、タンニンやアロマを高めています。また、区画ごとに収穫から瓶詰めまでを管理し、それぞれの畑の個性を最大限に活かしたワインを生産。2021年には「高環境価値（HVE）」認定を取得し、環境保護と品質向上に尽力しています。

多様なテロワールを活かし、高品質なワインをリリース

シャンジーは、ブルゴーニュの3つのコートにまたがり、40以上のアペラシオンのワインを生産。ブーゼロン、メルキュレイ、マランジュ、ピュリニー・モンラッシェ、ヴォーヌ・ロマネなど、多様なテロワールを活かし、白・赤の両方で高品質なワインを手掛けています。それぞれのクリマ（区画）は、地質学的条件や微気候を反映した個性を持ち、ブドウの純粋な表現を重視。卓越したチームが情熱をもって手掛けるワインは、ブルゴーニュの伝統を守りつつ新たな魅力を引き出しています。