オレンジママレード、柑橘の皮、ドライピーチ、蜂蜜、ジンジャー、白い花、ジンジャーブレッドの香り。口に入れるとエキスが凝縮した甘やかな果実に程よい酸味や心地良い苦味、うま味が加わり、深遠な味わいの仕上がりです。更なる熟成も期待出来ます。
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絶滅危機の持つ個性と可能性をトコトン引き出すトロの異端児
エステバン・セレミンは、カスティーリャ・イ・レオン州カストロヌーニョで自然派ワインを生み出す注目の生産者です。彼のワイン造りのルーツは、絶滅の危機にあったアルビージョ・レアル種の復活にあります。1990年代、100年近い古木をブドウ畑に移植し、それぞれの樹に合った選定方法を維持しながら、その個性を最大限に活かした栽培を開始しました。また、他の土着品種であるティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョのクローン種)やベルデハ、マルバジアも用い、古い区画や新しい区画の再生に取り組んでいます。
ワイン造りに関する3つのこだわり
エステバンのワイン造りは、3つの価値観に基づいています。ひとつは、職人技を活かした手作りのワインであること。ふたつ目は、自然と共存した生産手法を守ること。そして、ドゥエロ川流域の土着品種だけを使用することです。特に、区画ごとに異なる個性を尊重し、収穫量に関係なくそれぞれを別々に仕込み、瓶詰めしています。このこだわりにより、彼のワインは地域の大量生産ブランドとは一線を画し、真の職人の精神を体現しています。
ドゥエロ川流域の可能性を引き出すワイン造り
マドリード大学で醸造学を学んだエステバンは、ドゥエロ川流域の豊かな土壌と気候を活かし、アルビージョ・レアルやティンタ・デ・トロなどの土着品種を個性的なワインに昇華しています。各区画の特性を最大限に引き出す彼の醸造技術と哲学は、自然派ワイン愛好家から高い評価を獲得。また、ボトルの封蝋の色でワインの種類を識別するなど、細部までこだわったデザインが魅力です。地域の伝統を守りつつ、独自の革新性を追求するその姿勢は、スペイン自然派ワイン界の異端児と呼ぶにふさわしい存在です。
香り
オレンジママレード、柑橘の皮、ドライピーチ、蜂蜜、ジンジャー、白い花、ジンジャーブレッドの香り。
味わい
エキスが凝縮した甘やかな果実に程よい酸味や心地良い苦味、うま味が加わり、深遠な味わいの仕上がりです。
エビのアヒージョ
ニンニクとオリーブオイルで煮込んだエビが、ワインの華やかなアロマと好相性です。
白身魚のグリル レモンバターソース
シンプルなグリルに、レモンとバターのソースがワインの酸味と果実味を引き立てます。
タコのガリシア風(Pulpo a la Gallega)
茹でたタコにパプリカ、オリーブオイル、塩をまぶした一品。ミネラル感がタコの旨味と調和します。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
またヴィンテージは、商品名や説明に記載がない場合、商品の画像と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。