600年の歴史を持つマッツェイ家が代々造り続ける代表的なキュヴェ。ブラックベリーなどの黒系果実とスパイスのアロマが混ざり合う芳醇なアロマ。力強いタンニンがありながらも滑らかな口あたりが心地よいワインです。
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1435年、イタリア・トスカーナの穏やかな丘陵地帯にそびえるカステッロ・ディ・フォンテルートリ。この由緒ある城を所有するマッツェイ家は、実に600年近くにわたり、変わることのない情熱でワイン造りを続けてきました。現在、この歴史あるワイナリーを率いるのは、24代目当主のフィリッポ(兄)とフランチェスコ(弟)。兄弟はともにCEOとして、家族の誇りを胸に、ワインのさらなる高みを追い求めています。
彼らの父であるラポ・マッツェイは、20年間にわたりキャンティ・クラシコ協会の会長を務めました。彼の尽力により、キャンティ・クラシコの品質は飛躍的に向上し、その名声も確固たるものとなりました。トスカーナワインの未来を形作った立役者といっても過言ではありません。そんな誇り高き家系のもと、マッツェイ家のワインはどれも一貫した哲学を宿しています。それは、彼らが自ら表現する「エレガンス」。
カステッロ・ディ・フォンテルートリでは、ブドウ畑ごとに異なる個性を大切にしながらも、すべてのワインに共通する気品と洗練が漂います。
それは、土地への深い敬意と、代々受け継がれる哲学が生み出すもの。常により上質なものを、よりエレガントに——その終わりなき追求こそが、マッツェイ家のワインを特別なものにしています。